えっ、賞味期限1時間!? どうやったら、このわらび餅食べれるの?

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4月25日(火)、京都・五条坂に和菓子屋「しかしわがし古都」がオープンします。同店を運営するフードテック株式会社はもともと求肥(ぎゅうひ)やわらび餅の半製品を製造するBtoBの企業。他にない技術を用いて主に外食産業やアイスクリーム産業のトッピング材料を製造してきました。

転機を迎えたのはこの数年続くコロナ禍。

長く続いたコロナ禍による飲食店等の影響に関する報道は多かったですが、そこへ商品を卸しているメーカー等の情報は、私たち消費者にはなかなか届かなかったと感じます。飲食店だけでなく製造メーカーも同じように思い悩んでいましたし、売上減はBtoCの会社よりも少し遅れてやってくるものだと思います。

同社では、従来通りのBtoBの商売ではどうしても相手先の売り上げ増減に左右されるところがあり、自ら自分達の商品を知ってもらおう、またもっとお客様の声を直で聞きたい、世界中の幅広い世代の方に和菓子の魅力を知ってもらいたい。そんな想いと、古き良き日本の文化や技術と新しいお菓子の追求を目的に、新しい分野への挑戦として2021年6月、自社店舗「しかしわがし」を山口県下関市に、2022年7月に「しかしわがし蜜柑」を愛媛県松山市にオープン。そして今年4月25日(火)、「しかしわがし京都」をオープンすることとなったのだそうです。

「しかしわがし」の看板メニューは賞味期限1時間(!!)の「とろける極上わらび」。最高級の国産本わらび粉を使った、涼しげな見た目とは裏腹のアツアツのわらび餅です。この伸びかた! すごいですよね。

それ以外にも「それでも団子みたらし」や「わらびっちゃ」などのキャッチ―なメニューが満載。既存の和菓子好きだけでなく、幅広い世代の方に和菓子の魅力を知ってもらいたいという想いのこもった、古き良き日本の文化や技術と新しいお菓子を追求する意欲的な商品がそろっています。

また今回の京都店出店にあたっても、その地域独自のお店や商品をつくることにこだわり、京都の名菓「生八つ橋」を独自技術で球状にした珍しい生八つ橋ドリンク「八つ橋ちゃ」を開発し、提供するとのことです。下関、松山の店舗でも京都店オープン記念イベントとして、こちらは一ヶ月限定で京都店と同じように「生八つ橋ちゃ」がメニューに加わるそうです。

さらに、オープン直後の4月25日~27日の3日間限定で、オープン記念としまして求肥セットをプレゼントされるとのこと。「しかしわがし」は、京都店開店に寄せて「当店の和菓子でほんの少し「人生に甘さを」加えて頂ければと思います」とメッセージを発しています。

和菓子好きはもちろん、これまであまり和菓子に触れてこなかった方も、この機会にぜひ「しかしわがし」の“ネオ和菓子”を味わってみてくださいね!

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