パナソニックとトヨタが考える癒しアップ効果

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パソナ・パナソニック ビジネスサービス株式会社とトヨタ自動車株式会社 未来創生センターの共同研究「植物と共生する空間が人間にもたらす効果」の成果を活かした『癒し・活力 アップ効果が期待できるクリスマスツリー』が、12月19日(月)から本日23日(金)までSHIBUYA109店頭イベントスペースにて展示されています。

両社は、人々が心身ともに健康に過ごせる“Well-being(ウェルビーイング)”を目指した空間作りにおいて、植物と共生する空間が人間にもたらす効果について、科学的に解明する共同研究を2019年より開始。トヨタ自動車未来創生センターの研究施設内に実験空間を設置し、トヨタ自動車が有する先端技術を用いて、バイオフィリックデザイン空間(人工的な環境下において、人と自然のつながりを創造し、人の健康と幸福の向上を図る空間デザインのこと)が人間にどのような効果をもたらすかを主観的指標や生理指標、ストレス試験などで評価する研究を進めています。

そして今回、トヨタ自動車が共同研究の成果を活かした高さ3メートルの2つのクリスマスツリーを制作。癒しの効果が期待できる葉を用いた「癒しマスツリー」と、活力アップの効果が期待できる葉を用いた「クリスマッスルツリー」をSHIBUYA109店頭イベントスペースにて展示しています。また、「癒しマスツリー」横にはソファを設置し記念写真撮影スペースも用意されています。

  • トヨタ自動車との共同研究(一例)

■バイオフィリックデザイン空間における定量的な設計指針の確立
・植物が人に与える柔らかさ、温かみ(主観的指標)等と、植物自体の形状、表面状態(物理的指標)等の相関関係の視える化
・視点位置に基づく植物による囲まれ感の定量評価

「植物分類システムおよび植物選定システム」 (葉の形状マップ) 特許出願中(公開番号 2022-019372)
「植物分類システムおよび植物選定システム」 (葉の形状マップ) 特許出願中(公開番号 2022-019372)

  • 「COMORE BIZ(コモレビズ)」とは

PBSが展開する「コモレビズ」は、ワークプレース(働く環境)をライトプレース(人間に最適な自然環境)に近づける「バイオフィリア」理論で健康経営を促進し、持続可能な日本の未来に貢献します。
バイオフィリアを具現化するバイオフィリックデザインとは、人工的な環境下において、人と自然のつながりを創造し、人の健康と幸福の向上を図る空間デザインです。
「コモレビズ」では、ストレス軽減につながる最適な「緑視率」が10~15%という実証実験結果と独自の植物データベースに基づき、顧客のニーズに応じた空間をデザインし、導入後の効果測定をストレスの数値化して人の健康と幸福の向上を目指す空間デザインを支援しています。

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