R/GA(※1)と富士通株式会社が、富士通の革新的な「ソーシャルデジタルツイン™※2」の認知度向上を目指してユニークなキャンペーンを立ち上げました。その名も「CARBON CAKES」。私たちが普段呼吸しているのと同等の汚染物質でつくられた黒くいびつなケーキで、私たちを取り巻く大気の状態を物理的に視覚化しています。その美しくも異様な姿をもって、私たちにCO2やPM2.5の脅威と削減を「自分ごと化」させるのが狙いです。
2024年3月19日、R/GAと富士通は東京都内にある「寺田倉庫」という展示場でカーボンケーキのコレクションを開催しました。さまざまな分野の専門家たちと「ソーシャルデジタルツイン™︎」を推進する山田亜紀子氏が、大気の問題を掘り下げ、実現可能な解決策についてパネルディスカッションを行いました。
会場ではカーボンケーキの背景にある環境・社会・経済の指標がチャート化され、大気の状態を表現したカーボンケーキが展示されました。ケーキの色が黒に近づき、形がゆがんでいるほどCO2やPM2.5の汚染度が高くそうで、説明を受けた参加者とゲストが、それぞれが考える最適なバランスについて意見を交わした後、澄んだ空気を表現したケーキを味わいました。
※1 R/GAは、アメリカ合衆国、ヨーロッパ、南米、アジア太平洋地域にまたがるグローバルなデザインおよびマーケティングイノベーションカンパニーで、インターパブリック・グループ・オブ・カンパニーズ(NYSE:IPG)の一部。ブランドやビジネスがより人間的な未来を定義し、つながり、創造するのを手助けします。ブランド、体験、関係、コミュニケーションデザイン、メディアプランニングと購入、テクノロジーサービス、専門サービス(R/GAヘルスおよびR/GAベンチャーズ)も含まれます。詳細については、rga.comをご覧ください。
※2 人や物、経済、社会の相互作用をデジタルに再現し、社会の実態を把握することで、多様で複雑化する課題の解決に向けた施策立案などを支援する技術群。